考の証

要は健忘録

風邪と年月

 昨日、寝る前に喉が少し痛いことに気付いた。これは風邪を引いたなと思っていたが、起きてすぐその直感が当たっていたことが分かった。しかも悪いことに会社に着いてから、風邪特有の頭がグラグラする感覚に襲われた。今日の仕事は木曜まで頑張ったおかげか、ハードでなかったことは不幸中の幸いである。思い返してみれば、月曜日から木曜日までに10時間近くに及ぶ残業をしていた。そんな生活をしてみれば体調を崩すのは当然だろうと思うのだが、世の中にはそれ以上の残業をしたことを自慢する人もいる。今の私よりも多いと考えれば、月50時間以上の残業という数値になる。それで体を壊さずに生きていけるのだというのだから、強靭な身体と精神を持っているのか、寿命を削って仕事をしているに違いないだろう。日々の疲労が体調の崩れという症状が現れた私には考えられない種類の人間である。

 そんな私ではあるが、ここ数年は大きな病気にかからずに健康に過ごせている。今回のように風邪を引いたとしても、普段通りのタスクはこなせる程度のものである。前に風邪を引いたのも去年の4月であり、そのときはちょうど新入社員として詰まらない研修に励んでいたときであった。不規則な生活が許される大学院生から、規則正しい生活を強いられる社会人となったせいか、周りの新入社員も風邪を引いていたことを覚えている。それとも皆、社会人として働くということに知らぬ間に疲労を溜めていたのだろうか。そんなことを考えていると、ふとそれから一年経ったのかと気付かされた。初めの頃は労働の対価として賃金がもらえるという仕組みに非常に感激していた。なにせ、膨大な量のタスクをこなしたとしても院生では収入など見込めない。そのため、社員として働くということだけで高いモチベーションを保つことができた。配属されてからもそのモチベーションが保てたかというのは非常に怪しいところではあるが…。


 今日は早く寝るため、この程度で締めておこう。大した量ではないにもかかわらず、書くのに30分ほどかかっている。普段からどれだけ文章に触れているかを思い知らされてしまった。