考の証

要は健忘録

【積読日記】逆境を「アイディア」に変える企画術

今回は久しぶりに本当に積んでた本を読んでみた。本当、積んだ期間が長くてなんで買ったのかきっかけを全く覚えていない。逆境を「アイデア」に変える企画術 ~崖っぷちからV字回復するための40の公式~作者:河西智彦宣伝会議Amazon 本書はひらかたパークの業…

【積読日記】B.C.1177 古代グローバル文明の崩壊

今回読んだのは紀元前の古代オリエントにおける文明に関する本である。なぜ古代オリエントに関する本を読もうと思ったのかというと、日本含めて世界史などは高校の授業で習っただけであって詳しくないことや、そもそも最初の文明がどのようなものだったのか…

【積読日記】「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略

このブログ更新も久々になっている。積読自体は細々と消化したりしていなかったりしている。最近では生活に変化があったのに加え、新聞を読んだりビジネススクールの動画で勉強したりと、まじめなことを始めたりして、あまりこれまでやっていたことができな…

【積読日記】予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ

積んでない定期。予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ作者:矢野 和男草思社Amazon 本著は日立製作所で半導体事業の研究を行なっていた著者がこの20年近く行ってきた幸せに関する研究をまとめた書籍である。著者がなぜ畑違いとも言…

【映画】キングスマン ファースト・エージェント

映画はこれまでも時折見ていたが、久し振りにブログ更新という形で感想を書こうという気になった。 キングスマンは1作目、2作目ともに映画館で見ていた。1作目はその不謹慎さからB級映画臭のしている一方でアクションシーンが素晴らしく、教会でのコリン・フ…

【積読日記】インターネットは言葉をどう変えたのか デジタル時代の<言葉>の地図

本著は去年の9月25日に翻訳版が日本で発売されており、たまたま発売前にTwitterで宣伝ツイートを見たのをきっかけにAmazonで発注をしたものである。忘れた頃に「届くで〜」とAmazonからのメールを受け取り、一体何が届くのかわからないまま受け取った。そこ…

【積読日記】中東政治入門

本著は買ってからすぐに読み終わった一方、読み終わってからこの感想を書くまで1ヶ月以上掛かっている。積読とは一体何であったのか……。 さて、内容に入る前にまずは「中東政治入門」を読もうと思った切っ掛けから話したいと思う。ちょうど夏頃にアメリカが…

【積読日記】機能獲得の進化史

更新をサボり気味だったので、さっと更新して次につなげていきたいと思います。最近は鳩の撃退法を見たり、カイロ大学の本を読んだりしていたのですが、いまいち更新するモチベーションが出てこなかった。モチベーションが出ない、というよりかは感想を出力…

【映画】劇場版 少女☆歌劇 レビュースタァライトの感想

わかります。 ……知らんけど。 Twitterで「スタァライト」をよく見る日が続き、興味が湧いてTV版を見始めたのが7月9日、そしてそのまま劇場版を見たのが11日。さらに2回目の劇場版を本日20日に見に行きました。スタァライト歴11日目の新参者ですが、…

映画「ゴジラvsコング」の感想

延期されていたが、つい先日公開になったので今日遂に見に行きました。 物語自体はKoMで最悪な両親喧嘩に巻き込まれたマディソンが引き続き登場し、ネットで陰謀論を唱えながらも悪の企業に自ら潜入する行動力がぶっ壊れたバーニー、ゴジラLOVEが過ぎた父親…

【積読日記】みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト

最近、みずほ銀行で大規模障害が起こっていたなと思い出して、積読としてため込んでいた本作を読むことにした。それにしても、最近だと思った大規模障害も3ヶ月以上前だったのはちょっとビックリした。みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプ…

【積読日記】生ける屍の結末

おそらく去年の今頃だったか、ツイッターか何かで「黒バス脅迫事件の犯人が書いた本がある」という話を聞き、その感想に興味を持った。その頃は確か本屋に行っても売られていなかったため、アマゾンでほしい物リストに入れて終わっていた。そんなこんなでつ…

【読書日記】三体Ⅲ 死神永生 上下巻

この週末はウマ娘を絶ち、25日に発売した三体Ⅲを読んだ。三体Ⅲ 死神永生 上作者:劉 慈欣早川書房Amazon三体Ⅲ 死神永生 下作者:劉 慈欣早川書房Amazon 三体ⅠとⅡを読んだとき、この物語はこれで終わっていても満点であると感じた。一方で、三体は世界的の評価…

プリンセスプリンシパルを1話から劇場版まで1日で駆け抜けた感想

プリンセスプリンシパル、TLでも胡乱な人たちがよく話していたことだけは覚えていたので、いつか見ようと思っていたけれどなかなか見る機会がなかった。そう思っていたら、モルカーを見る為にYoutubeを開くとバンダイナムコチャンネルで12話を無料公開してい…

【積読日記】2001年宇宙の旅

最近、週刊少年ジャンプの物語の展開スピードは伊達じゃない。これまでの漫画であったのような展開の速度でも「これ、遅くない?」みたいな感想を抱いてしまう。その象徴が昨年から連載されたアンデッドアンラックである。打ち切り漫画は連載終了したと同時…

【積読日記】新世界より

数年前、過去の名作と呼ばれる物たちを読んだことがなかったので読もうと思って買いこんだ結果、積読として埃を被っていた書物がいくつかある。貴志祐介の「新世界より」もその中の一つである。おそらく、5年近く本棚に眠っていたはずである。新世界より 上…

タイムパラドクスゴーストライターとは何だったのか 〜真実編〜

タイパラ2巻が発売されました10月上旬、表紙の七篠先生でまずは盛り上がり、そして番外編で見たことある展開があったり、色々な答えが得られたりして満足して語ることがなくなっていたと油断していたら、なぜかジャンプ+でタイパラ番外編が公開されていま…

映画「TENET」の感想

先週日曜、巷で話題のTENETを見に行った。なんだか面白そうな雰囲気は感じ取れていたので、これまで頑張って感想ツイートなどは避けて前情報ゼロを貫くことができた。映画が始まってからこの作品がクリストファー・ノーラン監督の物であると知り、ちょっと身…

タイムパラドクスゴーストライターとは何だったのか ~未来編~

これまでタイパラについて振り返ってきました。 まず初めに、タイムパラドクスゴーストライターについて各話で何を読めばよかったのか、作中描写のみを頼りに読み進めてみました。ここでタイパラ自体の物語についてはおおよそ理解できるかと思います。 qf414…

タイムパラドクスゴーストライターとは何だったのか ~過去編~

こんにちは。前回の記事でタイパラについて十二分に吐き出して満足した*1と思った翌日から再びタイパラについて考え出してしまった悲しい存在が私です。qf4149.hatenablog.com さて、今回の記事はタイムパラドクスゴーストライターを読む上で作者の過去作を…

タイムパラドクスゴーストライターとは何だったのか

タイムパラドクスゴーストライターとは、週刊少年ジャンプで2020年24号から39号まで連載された全14話のジャンル不明な概念漫画です*1。本漫画は連載1話目から読者各位に困惑を呼ぶとともに、連載期間中Twitterで最も言及された作品と言っても過言…

異修羅のすゝめ

このラノ2021の投票も始まったので今イチオシの小説、異修羅を紹介します。 異修羅とは 異修羅はカクヨム版で2017年7月から連載、そして2019年9月から電撃の新文芸から出版されているライトノベルである。そのキャッチコピーは『全員が最強。…

【積読9冊目】宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃

今年の4月、「IUT理論」がアクセプトされたというニュースを見た。大学生の頃にこの理論の話を見て、なんだか難解な話だなと思っていたことを覚えている。「かけ算とたし算の概念を切り離す」といった理論であると漠然と聞いたことがある程度であったが…

【積読8冊目】入門者のLinux

最近は積読に手をつけながらも、途中で面白くなくなって手放してしまうことが多い。「これは読むべきだな」と思って買った本というのは中々読むのが難しい。これから生きていく上で知っておいた方がよいと思いながらも、興味がないために面白いとも思えない…

「1%の努力」の追記

昨日書いたエントリ、何気なく書いてたら著者本人から反応があったことにビビり、更にめちゃくちゃアクセスが伸びていることに驚いている。qf4149.hatenablog.com物乞いにお金をあげてしまうと、働くより物乞いの方が効率が良くなってしまいます。仕事をして…

【積読7冊目】1%の努力

以前本屋でぶらぶらしていたとき、ふとひろゆきの顔が目に入ってきた。今帯を見ると、相変わらず煽り力の高いひろゆきが目に入る。普段からビジネス書や自己啓発本はほぼ書いてあることは同じで更に読んでも何もしないのが分かり切っているので買わないのだ…

【積読6冊目】絶滅生物図誌、それとマギレコのお話し

在宅勤務、通勤がないから非常に楽でいいと思っていたら今週はそうでもなかった。直接を顔を合わせばすぐに済むような話でもメールで連絡を取ろうとすると、コミュニケーションがうまくいかずにイラつきが溜まるということが分かった。これは多分、自分の言…

春も消毒も終わらせたいから

新型コロナが流行りだして早3ヶ月。街行く人々は大分減ったように思えるが、暖簾をくぐれば沢山の人がいる。これまで街行く人たちはどこに行っていたのだろうか。結構な不思議だと思っている。 世界の国々ではパンデミックによる都市封鎖が行われ、徐々に入…

【積読5冊目】時間は存在しない

積読と言いつつ最近買った本しか読んでない。仕方ないよね、最近の方がまだ興味薄れてないから。次は1年以上買って放置している本でも読もうかしら。 5冊目は「時間は存在しない」。大きなジュンク堂の近くまで行ったときに平積みされていて表紙買いした本…

【積読4冊目】バッタを倒しにアフリカへ

休日、今日は外に車で買い物に行ったのに本を2冊読めた。普段自分がどれだけ無駄な(?)時間を過ごしているかが分かる。子供の頃は本を読むのに時間がかかっていたが、今では普通の小説であれば3時間程度で読めるようになったのはやはり経験値がモノをい…